例年に比べ、寒さの厳しい冬になりました。
感染防止の観点から、入り口にて手洗いをお願いしておりますので、寒い中ご来店いただいたお客様にまず真っ先に、温かいスープをお出ししております。
寒いこの時期にラグタイムでお出しするスープは、その時の入荷やタイミングに合わせて以下の三種が中心となります。
まず筆頭は、収穫から半年ほど経過して、適度に水分が抜け旨味が凝縮した玉ねぎと、サーロインの硬い
部分を使用した挽肉を5時間炒め、水、マデラ酒、塩胡椒のみで調味し、チーズと自家製のパンを使った熱々のオニオングラタンスープです。
ワインや香味野菜と共に、5時間コトコト煮込んだすね肉と、地場の冬野菜を合わせたポトフも人気のひとつ
です。
地場の冬が旬の「白菜」や「小松菜」などをたっぷり使用した、具沢山のスープ。
こちらは野菜の滋味を生かすために60度で一時間とった昆布だしをベースに作っております。
これらのスープで温まって、寒い冬を満喫していただいた上で、メインのお肉料理へと繋げております。
間もなく立春。
少しずつ季節も移ろい、具材も「菜の花」「春キャベツ」を使用したスープに移行していく春が待ち遠しいものです。