5月の半ばを過ぎた日の朝。
店の前の道路を、カルガモでしょうか、親ガモと子ガモ達が横断して、線路の敷地に入って行く光景を目にしました!
この場所に引っ越して22年になりますが、初めての出来事でした。
カルガモは産卵期を迎えると、卵を隠すために水辺の草むらや竹藪などの、安全な場所に巣を作るそうです。
でも、子どもを守るだけで餌を与えることをしないため、ヒナが歩けるようになると、餌を採るのに適した環境へ引っ越しをするのだそうです。
安全を考えて移動ルートを変更したり、ヒナが揃うのを辛抱強く待ちながら、捕食者から逃げる必要があれば二度三度と引越しを繰り返して餌を求め、新天地を開拓していく凛とした親ガモの姿と、必死に親ガモに付いて行くヒナ達の健気さに、人は心打たれるのだとその時共感しました。
その後麻生川に散歩に向かう途中、いつになくカモ達の声がよく聞こえ、飛びかう姿をたくさん見かけましたが、仲間のカモ達が上空から見守りながら危険を知らせ、導いていたのでしょうか。
あの子ガモ達が多くの困難を乗り越えて、無事に成長できるよう、願わずにいられません!
その時の動画をご覧になりたい方は、お声掛けください。