ラグタイムの店主家内 (おかみ) です。
丙午年生まれの年女で、今月還暦を迎えます。
還暦といいますと、遠い昔に父母のお祝いをした時はまるで他人事で、自分が迎える日が来るとは夢にも思っていませんでした。
昨年末に体調を崩しまして、入院・手術をしたため、その間店に出られずにご迷惑をおかけいたしましたお客様に、この場をお借りしましてお詫び申し上げます。
入院をしてみて、こんなに家の近くに沢山の人が通院、入院している場所があること、自分の子ども達よりも若い人達をはじめ、沢山の方達のおかげで、自分が生命を繋げられていることを知ることができました。
体力も食欲も落ちていた時、車椅子でお世話になりました。
歩くことが困難になって初めて、車椅子の方の目線を体験し、車椅子を押しながら歩いてくださった方に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいになりました。
冬の最中、枯れている草木を見て、この子達の芽吹きを見られるのかも不安でした。
毎日の散歩道すら歩くのが精一杯だった時、この道をまた普通に歩いたり走ったりしたい、と心から思いました。
遅々とした歩みにも寄り添ってくれた夫、小さな目標を掲げながら共に歩んできてくれた家族に、心から感謝しています。
人間万事塞翁が馬。
59歳迄は、親が育て、つくってくれた身体。
60歳からは自分で育てていく身体。
この病をきっかけに、当たり前と思っていた健康も暮らしも、全て奇跡の連続で、そこに生かされていることに改めて気付くことができました。
この気づきと共に、いいことも、そうでないことも受け入れながら、第二の人生を歩んでいきたいと思います。
これからも、ラグタイム共々よろしくお願いいたします。
